retrograde

★いらっしゃいませ★ 音楽と笑えない呟きをお楽しみ下さい!

2011年7月10日日曜日

あなたが虚しく過ごした今日という日は

今週も無事に東京から帰還♪

ひとぽんです。

新ドラマーのケッチの日記でにぎわってますね!

先日、東京にいる元クラスメートの女の子から

震災中私達メンバーの無事をこのブログで確認してくれたとゆう

ありがたいお話も聞かせて頂いたので

これからもできる限り更新していきますね!


震災があってから様々なTV局で被災者の現状を放送していますが

その中には涙なくして聞けない話もたくさんあります。

一番印象に残っているのは

宮城県沖に住んでいたある家族の話です。


その家族の父親は昔から野球が大好きで
現在は少年野球チームの監督をしています。

その父親には奥様と2人の息子という家族がいたのですが
津波によって奥様と長男を亡くすことになったのです。

長男は監督である父が自慢に思う程の

少年野球チームを代表するピッチャーでした。

ともに練習を重ね、いよいよ試合が間近に迫っていたところに

大震災が起きた。

その長男は、母、弟とともに津波の中を車で逃げる途中

波にのまれた車から弟を先に脱出させて

そのまま自分自身は脱出に間に合わず

車中で亡くなったそうです。

数週間後に控えていた試合に向けて

たくさん努力をしていた長男は

どんな思いで波の中に沈んだのでしょうか。



残された弟は、父には多くを語りませんが

その日を境に

それまで成り行きでやっていた野球に

誰よりも打ち込んで努力を始めました。





かりゆし58のさよならという曲に

『ぼくが生きる今日は もっと生きたかった誰かの明日かも知れないから』

とゆう歌詞があります。

すぐそばに、同じ思いをもって消えていった命が何万とあることを感じます。

生きているからといってできることは限られていますが

でも自分が生きている間にできることは必ずやり遂げたいと

なんだか強く思う頃ごろです。


仕事がうまくいかない日

誰かが思うように動いてくれない日

何もかもめんどくさくて

だるくて

ただ遊び呆けた日


色々うまくいかないこともあるかもしれないけど

私達が虚しく過ごした今日という日は、

誰かが あれほど生きたいと願った明日かもしれません。

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