retrograde

★いらっしゃいませ★ 音楽と笑えない呟きをお楽しみ下さい!

2011年8月4日木曜日

連続UPなるか!?

またまたまたKHです。


ドラムを買いましたよね?最初は基本セット(1バス、2タム、1フロア)でしょうね。値段はピンキリで、ショップオリジナルの29800円の物から、メーカー物の80万円位まであります。最初はどうでもいいドラムでいいと思います。何故かは、高価なドラムを買ってチューニングがなってなければ安物の方がよく鳴ります。そうならないようにチューニングの仕方を知ったかして書いてみます(笑)


画像はタムです。この他にフロアとスネアとバスドラがあります。俺的にはタムとフロア、スネアとバスドラ、と分けて考えてます。まずはタムとフロアのチューニングからです。

ドラムチューニングは他の楽器と違って基本の音となるものはありません。自分の耳と第六感が頼りです。『じゃー、説明する事ないじゃん、このカス野郎!』って思いますよね?でも、ちょっとした法則があります。それは手順です。
まずは付いている打面を外します。そしてボトムヘッド(打面の反対側)を被せフープを被せ、角頭ボルトで締めます。この時、チューニングキーを使ってはいけません。指でフープに当たるとこまで締めます。そしてチューニングキーで1回転だけ全てのボルトを締めます。順番はよく『対角線に』とか言われてますが均等であれば関係ないと思ってます。そしたらボトムヘッドを手で軽く押してやります。バキバキ鳴りますが、ヘッドとシェルが均等になろうとしている音です。心配ありません。そうするとさっき1回転締めたはずが、緩くなります。この分馴染みが出た証拠です。この行為を3回位繰り返すとそろそろタムらしい音がするころでしょう。そこでボトムヘッドの役名を説明します。音階調整ではなく、メインはサスティーン(音の長さ)を調整するために張られてます。約1音の範囲で調整し、張ればソリッドになり、緩めれば長い音です。ただし、打面ヘッドとボトムヘッドを同じテンションにするととても汚い音が出ます。ベーンって感じの。そこは気を付けましょう。で
は、肝心の微調整です。全てのボルトの近くをチョンチョンと叩いてみて下さい。他のところより高い、低い音が出ませんか?必ず出るはずです。そこが低い音であればボルトを締めてください。高ければ緩めてください。高低の出たボルトの対角線のボルトにも微妙なズレが出てきます。そこも調整します。同じになったら全てのボルトを90度緩め、また90度締めてください。これは演奏中にチューニングの下がりを防止する方法です。本当かは分かりませんが、俺は一応やっています。

さっ、次は打面ヘッドです。長くなりますが頑張ってください!音階を決める打面ヘッド、スティックの跳ね返りを左右する打面ヘッド、曲を持ち直す打面ヘッド、ユニゾンさせられる打面ヘッド……色々と重要な役割をしている打面ヘッドです。
まずはボトムヘッドと同じ要領で音が出るとこまで張ります。ここからが難しいところです。タムサイズの範囲の音、ボトムヘッドと共振しない張り、曲に干渉しない張り、ボーカル・ギター・キーボードに干渉しない音、♯♭をなるべく出さない音にしなければなりません。そして、HIGHタムとフロアが2〜3音階以上にすることです。チューニングメーターなんか存在しないドラムではギター、ベース音を頼りに音を探すしかありません。ここでギター、ベースと同じ音階を出すとどちらかが潰れます。そこから微妙なズレを聞き取ってそこに当てはめるようにします。後はバンド内での微調整をしていくのですが、完全な音が出るには1ヶ月かかる場合もあります。辛抱強くいきましょう!!ソリッド狙いでもっと短い音がいい方はミュートを貼ってやればいいのですが、どんなヘッドを使っても丸い音になります。それが嫌でしたらOIL in ヘッドをお勧めします。バタバタって感じの音になりますよ。

長年やってきましたが最高のチューニングにはまだ会えてないかもしれないですね(笑)


次はバスドラ・スネアを説明したいと思います。

長文失礼しました。

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