タムからご説明しましょう。今回は俺がTAMAを使ってるって事で話を進めます。
メーカーは決まりましたか?PEARLの根はやわらかい音作り、TAMAの根は尖った音作り、YAMAHAの根はクラシカルな音作り………とメーカーによって癖があります。素材もメイプル、バーチ、ブビンガ、カーボンメイプル……などとさまざまです。見てくださってるドラマー様が求めてる音を探し、素材の特徴を調べて下さい。大量過ぎて俺では説明不可なので…。
画像のタムは10、12、13インチと並んでます。深さは10、12はTradional Regular、13はAccelとなってます。分かりにくいですねぇ(笑)普通の深さと、ちょっぴり深いって並んでます。大雑把ですね(笑)
径が小さくなれば高音になり、深くなれば同じ径でも音が深くなります。もっと細かく突っ込めば、HYPER DRIVE(一番浅い)になればボトムヘッドへの振動が速く伝わりソリッドな音が作れます。逆にサスティーンを殺してしまうためボトムヘッドのテンションを下げてもソリッド感が取れません。
極端ですがUltra Deep(一番深い)であればソリッドな音を出すのが難しいです。オールジャンルに対応するのであればその間の深さを探るのがいいと思われます。基本セットであればAccelが普通の深さと同じくらいです。そこを基準点にし深い方が良いか、浅い方が良いかを考えます。独学ですが、タムの径が大きければ深めに設定し、フロアとの音域差を小さくする、と考えてます。そうすればフィルインしたときに落差が小さく済み綺麗に鳴るか、と勝手な判断です。
続いてフープです。
メタル、ダイキャスト、ニッケルと色々あります。
メタルは一般的でヘッドとの馴染みも早く、使いやすいです。
ダイキャストは固くテンションが一ヶ所緩くても鳴ってしまいます。リムショットに良いのですがタムでリムショットはしないので、強度的な問題として見てもよろしいかと思います。まぁ固いのでシェルへの伝導率は高いと思います。
ニッケルはメタルより馴染みがよくチューニングが完璧に決まらなければ鳴りません。決まってしまえば物凄く鳴ります。和太鼓を思い浮べてください。あれはヘッドをシェルへ直接釘で打ち込んでますよね。木が100%鳴るようになってます。ニッケルは釘で打ち込んだようなイメージです。ただ、ちょっとしたミスショットで傷がつきます。画像はニッケルです。
続いてマウントです。3マウント、4マウントとあります。画像は4マウントです。TAMAの場合は、上を向いた角みたいなのにマウントを固定します。360度何処でも向きます。他メーカーはブームアームに固定します。少し自由度が落ちます。今までのは多分バスドラホルダー式だと思われるので他メーカーの物が使い易いと思います。
フープマウント式だとどのメーカーでも叩くとグラングラン動きます。……壊れてないですよ(笑)
手で抱えて鳴らした時と、シェル貫通式ホルダーに取り付けて鳴らした場合、手で抱えて鳴らした方がよく鳴ります。この原理でマウントシステムが生まれたそうです。この辺は当然のように付属します。
『3タムはどうやって固定するんだ?』って謎が出ます。今まではバスドラで2タムを固定してたので1タムが余るわけですが、タム用のスタンドが出ています。それも買わなきゃいけないわけです。ハイエンドモデルであればバスドラ固定は止めた方がいいです。さっきも書きましたがシェルに何も固定しなければよく鳴るものです。バスドラも同じです。ホルダーの有無も選択できるので好きなようにやっちゃって下さい!!後にバスドラの項目で書こうかと思います。
また更新したいと思っちゃって仕事するのを忘れてるKHでした(笑)
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